2015年 03月 17日
月を歌いあげる彗星
二人の影は延長戦
校庭に響いてた部活少年の絶叫
今は もう 色がない
月を歌い上げる彗星
僕は願いをかけられなくて
最後の会話を最後と思わず
アスファルトの制限速度
この人生にも塗布されてればよかったのに
踏み込んで加速してくスピードは
どんなに強力な接着剤をもってしても
止まるどころか減速すらない
彗星の速さに追いつけず
彗星の歌声を超えられず
あの時の 制服のままの
君の歌声に耳を澄ませながら
どこをどう歩こうか
どこをどう曲がろうか
by onikaisan
| 2015-03-17 14:40