僕は優しくない

僕は優しくない

優しさは滲み出るもの

だから懸命に

優しくなろうとしてる

色んな優しさを試してるけど

全部優しさになってるんだろうか

おもいっきり冷酷で

奈落に落とすほどの顔で

破り捨てるような言葉で

我だけを貫くような

傲慢でガキっぽかった己

あの人を壊した

この人を串刺しにした

みんなを凍えさせた

そんな己

今のみんなへ

優しさになってるんだろうか

滲み出てるんだろうか



僕は 優しくない

優しくなろうとしてる
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# by onikaisan | 2015-04-28 13:54

東雲の後の政治家

閑散とした交差点
東雲は眠りにつく
まばらに電車へと急ぐビジネススーツ

アスファルトに根づくように
手を振り続ける政治家
一人旗を持ち
接客業にも劣る作り笑顔で

認知を欲しがりながら
心の旗を振り続ける政治家

僕は非国民
政治に関心がない上に
その滑稽な笑顔を馬鹿にする

空っぽな心で
日本の行く末を案じない

我が国よ
僕みたいにならないで

我が国よ
僕に鉄拳制裁を

朝日が眩しい光に変わる頃
何も変わらず愛想振りまく
己の為に手を振り笑う政治家

今の僕と 何が違う
今の僕と 何が違うんだ
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# by onikaisan | 2015-04-28 13:39

でも好きだ

香りのする風

唇の上を転がりながら

桜の花弁に飛び乗って

海までそよぐ



君を許せない

でも好きだ



パノラマジックな恋

ライナーノーツに書き込み

気持ちはいつでも「好き」

遅れて来たのが好きの理由



君を許せない

目の前に現れて

でも好きだ



でも好きだ
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# by onikaisan | 2015-04-20 19:19

所詮他人事

一番近くにいて欲しい人
一番近くにいなくて

二番目にいて欲しくない人が
二番煎じの能書きをたれる

頭の中が空洞で
モヤモヤは空っぽだった胸に落っこちて
お腹いっぱい

裏読みの会話は
その裏の闇を炙り出して

社交辞令は上っ面を滑る
同情は所詮は他人事

寿命を削り取ってく
したい事が削がれてく
生きるっていうことは

素直になろうなんて言えるか
自分に正直なんて言えるか
そんな簡単な生き方だったか?

水をすするように
一番最初の一滴
一番最後の一歩

そんな
簡単な生き方じゃなかったはずだ
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# by onikaisan | 2015-04-20 18:08

僕はよろける

懐かしい風が吹いてくる
君の好きだった町
今にも夏が駆け足で来そう

踏み潰されたチラシが
置いてきぼりの靴音に
高いビルを越えて空まで跳ね上がる

君は嘘をついたね
まだ好きだなんて

青空から落ちてきたチラシ
安売りの明日を勧誘する
ほんとだよって

まだ好きだなんて
君が僕を好きだなんて

自転車がよける
空気をよける
僕をよける
そして僕はよろける

今にも涙が駆け足で来そう
もうとっくに別れた事なのに
悲しみの最果てで終わったことなのに

嫌いになれなてなかった
消えてなかった
君の笑顔と声に
僕はよろける

青空の下で
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# by onikaisan | 2015-04-20 17:50

君を思う僕の気持ち

レンガ造りの壁
貼り付けてある骨組みの階段
危うい足取りで笑いながら降りる
フレアースカートの君

春風はいつしか
街の中を転々としながら
小さな希望をおいていく

授業が終わる頃
少し傾いた太陽に睨みをきかせ
手を繋いだ温度

人気店の商品に目移りしなかった
君を思う僕の気持ち
探して探してやっと見つけた
君を思う僕の気持ち

切なくて 切なくて
男のくせに泣けてくるほど
愛しくて 愛しくて
体を捻られたみたいにギュッとなる

冬が終わる
冬は終わる
手を繋いだ温度が
少しずつ変わる頃
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# by onikaisan | 2015-03-17 15:14

愛することを知ってるのに
愛されることを知らない人

愛することは得意なのに
愛することを恐れてる人

君はそんな人

愛を失うことは
命を引き千切られること

君を失う訳にはいかない

僕がいるだろう?
僕は離れない
そうだろう?
君には僕が必要なんだ

自分の事が不器用な君には
僕が必要なんだ
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# by onikaisan | 2015-03-17 14:56

月を歌いあげる彗星

夕日は最上階まで昇りつめ
二人の影は延長戦
校庭に響いてた部活少年の絶叫
今は もう 色がない

月を歌い上げる彗星
僕は願いをかけられなくて
最後の会話を最後と思わず

アスファルトの制限速度
この人生にも塗布されてればよかったのに
踏み込んで加速してくスピードは
どんなに強力な接着剤をもってしても
止まるどころか減速すらない

彗星の速さに追いつけず
彗星の歌声を超えられず

あの時の 制服のままの
君の歌声に耳を澄ませながら

どこをどう歩こうか
どこをどう曲がろうか
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# by onikaisan | 2015-03-17 14:40

最後の背中

冬が去り
肌に波打つように響いてくる
春の香り

小走りに軽く手をあげた
君が微笑んだ

高いビルの窓ガラス
落ちてくる木漏れ日
君を好きな気持ち
確かめてる

迷路のような日々の中で
夢の小石を拾い集めるように
いつかは二人
幸せになれると語りあったのに

離れてく 言葉もなく
僕のもとから消えていく
これが最後の背中

共に積み上げた
愛の時間だけ
心の中で動きながら

これが 最後の背中
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# by onikaisan | 2015-03-17 13:51

春に何の価値がある

日射病の道路
座り込んだのは風
眠気覚ましのコーヒーは
優越感を凌駕できず

サヨナラの準備
怠け者の雲は除外
生ぬるい風も機関銃のように
世界へと駆け抜ける

目移りしたって
僕の未来は変わらず

家捜ししたって
誰かの言葉は気化せず

押し殺しても
押し殺しても
不安は胸板を圧迫していく

いったい春に何の価値がある
別れに何の価値がある
出会いに何の価値がある
春に何の価値がある

季節は変わるだけ
おっとり変わるだけ
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# by onikaisan | 2015-03-17 13:33

雲がない


雲がない

こんな真っ青な空なのに
どこにでもあるような

真っ白い雲がない

僕がない
毎日毎日生きてるのに
表情も
言葉も
気持ちも
人と触れ合ってる瞬間も

僕がない

夢がない
子供の頃から
青年になっても
大人になっても
目標もないから空っぽのまんま

些細な夢もない

雲がない
世間でいう晴れやかな空を
憎むでもなく怯えるでもなく
その青色を何度も見つめ

僕がない
僕がない
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# by onikaisan | 2014-12-02 15:00

生殺しにしてくれないか


君の背中
頬ずりしてみる
ストレートの艶やかな髪に
顔が滑る

今どこを見てるんだろう
僕を見ない時の君は
腰に巻きついたこの手を
ほどく事もなく

好きなら好きと
言ってくれないか
ダメならダメと
遮断してくれないか
今日が無理なら無理と
生殺しにしてくれないか

せめて
一人で居るそこん所に
入れてくれないか
入れさせてくれないか
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# by onikaisan | 2014-12-01 20:05

GUN bare


がんばれ

ガンバレ

頑張れ



ガンバレ

頑張れ

がんばれ



頑張れ

がんばれ

ガンバレ



あんたがな

あんたもね

あんたこそ



狙ってる銃口

バレバレだぜ
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# by onikaisan | 2014-12-01 19:44

僕は頷く


そうだね
僕はその時頷いたね
流れ星が
願いを叶えてくれるなんていうからさ

虹の上を
スケボーで走る気分
とっておきの技を
とっておきの人に見せる気分

ノーコメントみたいに
信号機が消えた
胸の中の赤も緑も黄色も
黙ったように消えた

覗き込んだんだ
お池の中の鯉を見るように
目を丸くしてみたんだ
お月様みたいに

大統領がいてね
どこかの
偉い人達がいてね
威張った感じの

ちょうどいいから
しこたま飲ませてやったよ
大自然を流れる
気持ちいいスカッとした空気をさ

眠ったふりしてたよ
へったくそだったけどね
常套手段もいいけどさ
僕に丸腰ってのもどうかと思うぜ

平和が一番
平和が尊い
平和な世界

動かない奴等ほど
そんなこと言うんだよな

そうなんだよな
僕は頷いたんだよな

この場所で
この気持ちで
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# by onikaisan | 2014-12-01 19:32

思い出


思い出
吐き気がする

思い出
涙が出る

思い出
胸が痛い

思い出
どうにもならない

縦横無尽に
頭と心を暴れまくり

別の自分へ変えていく

思い出
吐き気がする
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# by onikaisan | 2014-12-01 19:18

まぁいいか


空中分解はいい気分



なげやり

ほったらかし

責任放棄

他人まかせ



そんなんじゃなく

自分がいなくなる

自分がなくなる



海の奥底に沈むのは御免だけど

空中でパッと散れるなら

まぁいいか
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# by onikaisan | 2014-12-01 19:13

鳩が寄り添うなら

再び情熱が戻るなら
愛してると何度でも言おう
向かってくる車のヘッドライトが
真っぷたつに割れるくらい

温もりの分だけ
冗談の数だけ
支離滅裂の声まで

人の憎しみに
鳩が一羽でも寄り添うなら
残された未来も
大方誰かが変えてくれるだろう

勝鬨を上げるライオンが
弱いシマウマを追いかけるなら
一国の頭首は
世界地図を塗り替えてもいいんじゃないか

自腹をきれ
自腹をきれ
誰も救っちゃくれないぜ

目隠しでも
目隠しでも
臭いを嗅ぐことくらい造作もないだろ
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# by onikaisan | 2014-12-01 19:09

冬は溶ける

 
冬は溶ける
雪を流しながら

涙は溶ける
人生を背負いながら

冬は跡形もなくなくなるのに
涙は傷ばかりが残る

歓喜の涙もあったはずなのに
傷ばかりが残ってる

新しい嘘を抱えながら
それでも春のほのかへ一歩を

一歩目を僕のこれからへ





.
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# by onikaisan | 2014-03-31 21:57

ドクドク


でかい弾丸2発
身体を撃ち抜かれた
親友と父の死で

真っ赤な血の代わりに
ドクドク止まらないのは


傷口を手で押さえても
我慢しても我慢しても
ボロボロ ボロボロ

止まらないんだ
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# by onikaisan | 2013-12-05 21:37

月は壱つなのに


黒い紙に
安全ピンでブスブス刺す
無数にぶっ刺す
それを天空に透かしたような夜空

馴れ合いの営みすら
無頓着と無感覚に苛まれ
夜毎 日毎に
忘れていく後悔

たった壱つの窓から
たった壱つのベッドで
そこから眺める
たった壱つの月なのに


同じ月を見ていない

僕達は
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# by onikaisan | 2013-12-05 21:29

あの白は

 
混じりっけのない青空

天体を動かすような風に流されるのは



ふんわりとした雲


なのか


疲れた手で排気してる煙突の煙り


なのか


身体や大切な人や希望を引きちぎった爆煙


なのか




あの白は

あぁ あの白は





.
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# by onikaisan | 2012-11-16 11:44

空気美人

 
夏が駐禁をとられて
怒りアラワに熱くなってる頃

某国のトップはかき氷の味も忘れて
主権争いに奔走する

僕はといえば
木陰に入って青空と真っ白な雲を見上げ
少し前の灼熱地獄を抜け出した

嘘みたいだ

涼しい

美人な空気だ


今度は

美人な風が吹いてきたな






.
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# by onikaisan | 2012-08-24 13:57

僕は人知れず

 
うつ向いたままでも
生きられるなら
誰に何を言われても
僕は歩くのを選ぶ

にわか雨に涙を隠しても
どうせすぐにどしゃ降りの中

守る人を探しても
守ってくれる人を探しても
信じきれない自分自身がたまらなく嫌で
うつ向いたままの道を選んだんだ

大事なものが解らないまま


僕は人知れず泣くんだよ


僕は人知れず泣くんだよ






.
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# by onikaisan | 2012-08-04 01:32

人を好きになれないのは

 
人と相対するのが駄目だ

諦めてる


きっと人を心から好きになれないのは

心の底から自分を好きじゃないからだ


夏の暑さ

汗に混ざって流れたのは


涙か
胸の中の声か







.
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# by onikaisan | 2012-08-02 15:43

熱波の中を

 
熱波の中を
野球帽を被った少年が
軽やかに爽やかに駆けていく

熱波の中で
小さいピンクのリボンのついた白い帽子を被った少女が
唇の両端をあげて目を細めながら
笑ってる

僕は
好きな人の彼氏に嫉妬しながら
熱波の中で

純粋だった自分に
ただ ただ
ひざまづくしかなかった







.
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# by onikaisan | 2012-07-29 12:35

太陽の匂い


瞬間を生きる人
永遠を生きる人

生きる足取りも覚束ないまま
僕はゲリラ豪雨に串刺しにされ
我にかえり
また生き始める

生き恥を晒して

少しだけ匂ったのは
夏休みの前の日の
学校帰りの太陽の香りだった






.
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# by onikaisan | 2012-07-20 19:53

普通の人


天使がいる
幸せをいっぱい届けるために
天使は天使

悪魔がいる
不幸へ引きずり込もうと
悪魔は悪魔

普通の人は
両方になれる
それでも
普通の人は普通の人


太陽が好きな人がいる
いつも輝いて前向きな人

月が好きな人がいる
優しくしっとり癒されてる人
僕は両方好き


僕は僕
普通の人
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# by onikaisan | 2012-03-27 18:53

一人暮らし


一人暮らしを始めて
いつのまにか君が居て
当たり前のように共有物が増えていって
見た事もないコスメも増えてって
狭い部屋が二人用に整ってく

一人暮らし

流れ出た涙
その後
ぽっかりと空いた所に
少しずつ溜まってくのは

あったかい
あったかい

あなたの愛しますの言葉
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# by onikaisan | 2011-12-05 16:47


自転車を漕ぐ
厚みのある背中
ブラのラインが浮き出てなきゃ
男と見分けがつかない
颯爽と追い越してくウーマン

ガリガリとアスファルトを削ってく
蟻の大群は今にもテロ目前で
連鎖の厳しい自然界で
働き者のレッテルを貼られながら
甘い汁を探してる

入道雲が月のディナーを邪魔する頃
シーツを巻きつけてねだるウーマン
身体の芯から張り詰めていく快感
タバコの煙が言葉を遮る前に
自ら口を閉ざして誘い待つ

隣の隣のまたその隣の国で
一国の主の食事が貧相になって
国民の食事も貧相なままで
革命というマジックのタネを探すように
その手から兵器が消える事はない

今日のコーヒーはちょっと渋い
誰かに追い詰められてる訳じゃないのに
焦りが味覚までも狂わせていく
今日のコーヒーはちょっと 苦い
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# by onikaisan | 2011-12-05 16:41

忍び寄ってた恐怖


あの時 たった一回
心がポキッて折れただけなのに

生きる事
怖くなってしまってたんだ僕は

確かにイイ音したんだよな
でも昔の事だし
とっくに治ってると思ってた

運転中に
人生がいまいちパッとしないのは何故なんだろう
てな事を考えたら

生きる事が怖くて
その傷が解決していない

星に願いを
なんて言ってる場合じゃない
余裕のない人間にロマンチックは必要ない

神に願いを
なんて言ってる場合じゃない
自分で巻いた種なんだ

生きる事が怖くなってしまった僕に
浴びせられる慰めはないんだ
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# by onikaisan | 2011-10-20 17:52